女性に比べて男性は脂肪がつきにくく筋肉質と言われていますが、日ごろの運動不足や食事の偏りなどから内臓脂肪がつきやすくなります。
見た目は標準体型なのに健康診断の結果、体脂肪率が高くて驚いたという方も多いのではないでしょうか。
少しでも効率よく内臓脂肪を落とす方法として、今すぐ実践できる筋トレ法をいくつかご紹介していきます。
なぜ内臓脂肪がついてしまうのか?
男性は内臓脂肪がつきやすい理由
脂肪は女性の方が付きやすいというイメージがありますが、内臓脂肪は男性の方が付きやすいことが分かっています。
女性は皮下脂肪がつきやすいのに対して、男性は内臓に脂肪がつきやすい体質なのです。その秘密は男性ホルモンにありました。
ポイント
男性が女性に比べて筋肉質なのはそのためです。
皮下脂肪も筋肉を使うときのエネルギーになりますが、これはあくまでも非常事態に陥った時に使われるものなので、素早く筋肉にエネルギーを補充できるのは内臓脂肪と言われています。
そのため、女性に比べて男性の方が内臓脂肪がつきやすいというわけです。
注意
内臓脂肪がついたとき見極める簡単な方法
鏡の前で自分の体形を確認してみましょう。
全身的にリンゴのようにふっくらしている体型はおなかがポッコリ出ている特徴を持っています。
これはリンゴ型と呼ばれる体型です。
上半身に比べて下半身がポッチャリしている場合は、その見た目から洋ナシ形と呼ばれています。
内臓脂肪の見分け方
足は普通だけどお腹周りがふくよかな場合は内臓脂肪がベッタリついている可能性が高いと言えます。
内臓脂肪を落とすなら有酸素運動より筋トレが効果的ってホント?
有酸素運動は内臓脂肪が燃えない?
ダイエットを実践するとき、効率よく脂肪を燃焼させるために有酸素運動が推奨されています。
これは間違いではありません。
重要
ただし、有酸素運動で消費するのは皮下脂肪ですから体脂肪を下げることは出来ても内臓脂肪はなかなか燃えてくれません。
また、体脂肪を落とす方法としてジョギングやウォーキングなどを取り入れる場合、毎日継続する必要があります。
筋トレの場合、内臓脂肪にダイレクトに働いてくれますが、筋トレそのものが代謝の高い運動なので、1週間のうちに2~3回取り入れるだけでも十分内臓脂肪は燃えてくれます。
仕事が忙しい男性でも効率よく内臓脂肪を落とすことができる、それが筋トレです。
内臓脂肪を効率よく落とすための筋トレ方法はコレだ!
内臓脂肪を効率よく落とす方法はたくさんありますが、こちらでは特にポッコリおなか周りの内臓脂肪を減らす筋トレをいくつかご紹介します。
やっぱり腹筋は効果的
日ごろ運動をしていないと腹筋すら出来ないという男性がちらほらいますがご安心ください。
腹筋と言ってもクランチという腹筋の方法を取り入れていきます。
とても簡単
- 床に仰向けになって寝たら、肩幅ぐらいに足先を開いて膝を90度に曲げます。
- 首を両手で支えるようにして、視線はおなかの真ん中を見るようにします。
その状態ですでに腹筋に力が入っているのが分かるはずです。
動きが小さくてもおなかの筋肉が使われているので、効率よく内臓脂肪を燃焼することが出来ます。
イメージ的には腹筋を丸めるような感覚です。
自宅で簡単スクワット
スクワットもちょっとしたコツさえ覚えておけば、効率よく内臓脂肪が燃えてくれます。
- 両足を腰の幅よりも少し広く開いて立ちます。
- その状態のまま両手を前に突き出して、ゆっくりと腰を落としていきましょう。
- 同時に、前に上げた両手をそのまま左右に広げて後ろまでぐいっと広げていきます。
肩甲骨辺りが刺激されるのが分かるでしょう。
このとき、お尻は後ろに突き出してください。
背中が弓なりになるような姿勢です。
注意
つま先より膝が前に出ると、筋肉に負荷がかかりにくいので筋トレの効果が半減してしまいます。
これを数回繰り返しましょう。
プランクでお腹周りも背中もスッキリ
プランクとは?
インナーマッスルに負荷をかけることが出来る筋トレです。
テレビを見ながらでも簡単に出来るのでぜひ取り入れてみてください。
プランクには色んな方法がありますが、初心者の方でも簡単に出来る方法を説明します。
- うつぶせになり、両肘を床につけます。
- 肘が90度になる状態を作ってください。
- 次に脚を肩幅ぐらいに開いてつま先で体を支えます。
重要
また、お尻だけがポッコリ上がらないように注意しましょう。
この状態をキープしているとおなかの筋肉を使っているのが分かります。
この姿勢を30秒キープした状態を1セットとして、一日2~3回実践してみてください。
これなら忙しい方でも今すぐ始められるはずです。
効率よく内臓脂肪を落とす筋トレ法まとめ
体を動かして脂肪を燃焼させる方法はたくさんあります。
その中でも筋トレは短時間で筋肉に負荷をかけて内臓脂肪を燃焼させる方法のひとつなので、気づいたときにぜひ取り入れてみてください。
ご紹介した筋トレは自宅で簡単に出来る方法ですが、床が硬いと体が痛くなリます。
大きめのバスタオルなどを床に敷いたり、この機会にヨガマットを用意してもいいかもしれません。
筋トレ中は呼吸を止めず、ゆっくり吸って、ゆっくり吐きながら行います。
皮下脂肪に比べて落ちやすいのが内臓脂肪なので、筋トレを取り入れてほどなく体質や体型の変化を実感できることでしょう。
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